この記事でわかること

  • ChatGPTの設定は、Webでは プロフィールアイコン → Settings、iOS・Androidのアプリでは サイドバーを開く → 下端のプロフィールアイコン から開きます。言語設定と Data controls のヘルプは iOS と Android を1つにまとめ、同じ手順で案内しています
  • 設定画面で仕事に関わるタブは、General(言語・外観)、Personalization(カスタム指示・パーソナリティ・メモリ)、Plugins(または Apps)、Data controls、Security の5つです。項目ごとの場所は第3章の表にまとめました
  • 公式ヘルプどうしで表記が食い違う箇所が3つあります。モバイルのカスタム指示の入口、セキュリティのタブ名、Androidのプロフィールアイコンの位置です
  • 見直す順番は、パーソナライズ → データコントロール → セキュリティ → 表示・言語です。学習トグルはサインイン中ならアカウント全体に効き、ライト/ダークの外観は端末ごとに残ります
  • カスタム指示の文字数はプランで異なり、Free・Go は1,500字、対象の上位プランは5,000字です

ChatGPTの設定は、Webではプロフィールアイコンのメニューにある Settings、iOS・Androidのアプリではサイドバーのプロフィールアイコンから開くと公式ヘルプは案内しています。言語設定と Data controls のヘルプは、この手順を iOS と Android で1つにまとめています。

本記事では、表示・言語(General)、パーソナライズ(Personalization)、アプリ権限(Plugins)、データ利用(Data controls)、セキュリティ(Security)の入口を、公式ヘルプ21ページと対応づけて整理します。カスタム指示とメモリは Personalization、学習に使わせない設定は Data controls、多要素認証は Security(ヘルプによっては Security and login)にあります。ヘルプ間で名称や位置が異なる箇所は、現行本文で確認できた経路と条件を併記します。実機の画面は未検証です。


1. 検証環境と一次資料の確認方法

最初に、本記事の確認方法の限界を書きます。執筆時(2026-10-12)に、下表の公式ヘルプを自動取得で開こうとしましたが、HTTP 403で拒否されました。そのため執筆時は、検索エンジンが返す同ページの抜粋で内容を確認しました。その後、2026-10-12のレビュー時に、外部で下表21ページの現行本文を照合し、条件の不足や経路の違いを直しています。本記事の環境からは、今も本文を取得できていません。一時チャット・GPTs・履歴と学習の3ページは執筆時には参照しておらず、レビュー時の照合だけにもとづきます。

実機での確認もしていません。Web・iOS・Androidのいずれも、設定画面を操作した記録やスクリーンショットは本記事にありません。3端末とも実機は「未検証」です。画面の文言は公式ヘルプの英語表記をそのまま使い、日本語表示での名前は確認できたものだけ書きます。ローカルで動かす検証は無いので、GPUやモデル版の検証環境表の代わりに、一次資料の対応表を置きます。

主張一次資料種別確認日
Data controls の場所、学習トグル、サインイン中は端末をまたいで効くことData controls in ChatGPT公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
カスタム指示の対応端末・プラン・文字数、Webとモバイルの入口ChatGPT Custom Instructions公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
メモリの場所、画面の種類(Memory のオン/オフ、2つの参照トグル)とトグルの関係Memory in ChatGPT公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
パーソナリティの場所、既存の会話にも効くことCustomizing Your ChatGPT Personality公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
表示言語の変更経路(Webとモバイル)How to change your language setting in ChatGPT公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
外観・コントラスト・アクセントカラーの場所と、端末ごとかアカウントごとかUpdating your visual experience on ChatGPT公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
多要素認証の方式と設定場所、全端末ログアウトManaging multi-factor authentication (MFA)公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
Androidアプリのログイン不具合の対処ChatGPT Android App FAQ公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
設定項目の変更履歴(カスタム指示の文字数、メモリの改善版など)ChatGPT release notes公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
Privacy Center の入口と提供対象Privacy Center in ChatGPT公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
Characteristics の場所と効く範囲Characteristics in ChatGPT公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
接続アプリの扱い接続アプリのヘルプ公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
アプリ権限の経路(全体の既定と接続アカウント個別)アプリ権限のヘルプ公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
パスキーの場所と利用条件Passkeys to secure your OpenAI account公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
プロジェクトの指示とカスタム指示の優先関係Projects in ChatGPT公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
一時チャット(Unpersonalized)ではカスタム指示を使わないこと一時チャットのヘルプ公式ヘルプ(レビュー時に本文照合)2026-10-12
GPTs では個人のカスタム指示を使わないことGPTs のヘルプ公式ヘルプ(レビュー時に本文照合)2026-10-12
個人ワークスペースと法人ワークスペースの学習既定値履歴と学習のヘルプ公式ヘルプ(レビュー時に本文照合)2026-10-12
Advanced Account Security の復旧キーAdvanced Account Security のヘルプ公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
Lockdown Mode の存在Lockdown Mode のヘルプ公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12
パーソナリティが Live の音声会話に適用されないことVoice のヘルプ公式ヘルプ(検索抜粋、レビュー時に本文照合)2026-10-12

多要素認証のページは、記事番号は同じまま、題名が「Enabling or disabling multi-factor authentication (MFA)」から「Managing multi-factor authentication (MFA)」に変わっています。URL のスラッグも現行題名に合わせて変わり、旧 URL は現行 URL にリダイレクトされます。メモリのページも同じで、旧 URL(8590148-memory-faq)は現行 URL にリダイレクトされます。本記事のリンクは現行 URL に揃えました。

設定画面全体を1ページで説明する公式ヘルプ記事は、今回の検索では見つかりませんでした。存在しないと確認できたわけではありません。以下の地図は、機能別のヘルプ記事をつなぎ合わせたものです。対象は個人プラン(Free・Go・Plus・Pro)のアカウントです。


2. 設定画面の開き方(Web・iOS・Android)

2-1. Web(chatgpt.com)

  1. chatgpt.com にサインインする
  2. 画面の隅にあるプロフィールアイコン(アカウントメニュー)を選ぶ
  3. メニューから Settings を選ぶ
  4. 設定画面が開き、タブが並ぶ。目的のタブを選ぶ

成功すると、General・Personalization・Data controls などのタブ名が並んだ画面が出ます。言語のヘルプは「profile icon > Settings > General > Language」という順路で書いています(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。

プロフィールアイコンの位置は、ヘルプによって書き方が違います。パーソナリティのヘルプには「bottom-right corner」(右下)とありました。Data controls のヘルプは位置を書かず「account menu」とだけ呼んでいます。自分の名前かアイコンが出ている箇所を探してください。

2-2. Android(ChatGPTアプリ)

  1. ChatGPTアプリを開く
  2. サイドバーを開く
  3. サイドバーの下端にあるプロフィールアイコンを選ぶ
  4. 設定画面が開く。Personalization、Data controls などの項目を選ぶ

根拠は2つのヘルプです。Data controls のヘルプは、iOSとAndroidをまとめて「サイドバーを開く → プロフィールアイコンから Settings → Data controls」と書いています(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。言語のヘルプは「Open the sidebar and select your profile icon at the bottom of the screen」と書き、続けて「Under App」の Language を選ぶよう案内しています。プロフィールアイコンが「下端」にあると書いているのは、言語のヘルプです。

公式ヘルプが案内するモバイルの入口は、「設定」という名前のボタンではなく、プロフィールアイコンです。「chatgpt 設定 どこ アンドロイド」で止まったときは、まずサイドバーのプロフィールアイコンを探してください。

一方、ChatGPT Android App FAQ のアカウント削除の手順には「右上のプロフィールアイコン」をタップして Data Controls まで進むという記述が残っています。プロフィールアイコンの位置の書き方は、ヘルプ間で揃っていません(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。

2-3. iPhone・iPad(ChatGPTアプリ)

手順は 2-2 と同じです。公式ヘルプが iOS だけ別に書いているのは、外観の項目名です。外観のヘルプは、ライト/ダークの切り替えがモバイルでは Settings の Appearance にあり、iOSでは Theme と表示されると書いています(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。一部の Android 版では Settings → General → Appearance にある、とも書いています。アクセントカラーも、iOSでは Theme の下です。

2-4. サインインしていない場合

サインインせずにブラウザで使っている場合も Settings はあります。ただし、変えられる項目は限られます。言語のヘルプは、言語設定を変更できるのはログイン中だけだと書いています。Data controls のヘルプによると、未サインインで学習トグルを切った場合、その選択はそのブラウザにだけ保存されます。


3. 設定画面の地図(タブ×項目×公式ヘルプの対応表)

行は設定項目1つにつき1行です。経路は公式ヘルプの表記のままで、起点は Web が「プロフィールアイコン → Settings」、モバイルが「サイドバー → プロフィールアイコン」です。確認日は全行 2026-10-12、実機では未検証です。

3-1. General(表示・言語)

項目Web の経路iOS / Android の経路効く範囲出典
Language(表示言語)General → Language「App」の下の Language記載を確認できず。ブラウザや端末の言語を自動検出して合わせる、とある言語のヘルプ
Appearance(System / Light / Dark)GeneralSettings → Appearance。iOSは Theme。一部の Android 版は Settings → General → Appearance端末・プラットフォームごと外観のヘルプ
Accent colorGeneral → Accent colorSettings 内。iOSは Theme の下アカウントに保存され、対応端末に引き継がれる可能性がある外観のヘルプ
Contrast(System / Medium / Increased)General無し。WebとWindowsアプリのみWeb・Windowsアプリではアカウントに保存外観のヘルプ
Text size(拡大・縮小)記載はWindowsアプリのみ記載なし記載を確認できず外観のヘルプ

アクセントカラーには、Blue・Green・Yellow・Pink・Orange・Purple や、Black または White の無彩色が並びます。ただし選択肢には提供条件があり、Default が出る場合や Black・White が無い場合もあります。任意の色や赤は選べないと外観のヘルプは書いています。

3-2. Personalization(パーソナライズ)

項目Web の経路iOS / Android の経路効く範囲出典
Custom instructions(カスタム指示)Personalization → Custom Instructions 欄Settings → Customize ChatGPT(カスタム指示のヘルプ)。別ヘルプでは Personalization適用対象のチャットに即時適用(既存の会話を含む)。Unpersonalized の一時チャットと GPTs では使わない。プロジェクトではプロジェクトの指示が優先カスタム指示のヘルプ、リリースノート、一時チャットのヘルプ、GPTs のヘルプ
Base style and tone(パーソナリティ)Personalization → Base style and tone のドロップダウンSettings → Personalization既存の会話を含むすべてのチャット。Live の音声会話には適用されないパーソナリティのヘルプ、Voice のヘルプ
Characteristics(温かさ・熱量・書式・絵文字)Personalizationサイドバー → プロフィール → Personalization → Characteristics当該チャットと以後の新規チャットで、指定した傾向に従うよう試みるCharacteristics in ChatGPT
Memory(Memory のオン/オフ。画面によっては Reference saved memories / Reference chat history)Personalization → Memory記載を確認できず(Web と同じ順路の表記のみ)表示される項目は体験によって異なる(Memory、Memory summary、Saved memories など)メモリのヘルプ

3-3. Apps・Data controls・Security・Privacy Center

項目Web の経路iOS / Android の経路効く範囲出典
アプリの権限(Permissions)Settings → Plugins → Permissions。表示・利用条件によって Apps やアカウント別の Permissions を開く記載を確認できず全体の既定設定と、接続アカウント個別の設定は別。全体の設定はプラグインのインストール後に表示される場合があるアプリ権限のヘルプ(主出典)、接続アプリのヘルプ
Improve the model for everyone(学習トグル)Data controls → トグル → DoneData controls → トグルサインイン中はアカウント全体。未サインインはそのブラウザだけData controls のヘルプ
Multi-factor authentication(多要素認証)Security and login → Multi-factor authentication (MFA)(多要素認証のヘルプの現行本文)。パスキーのヘルプの表記は Security端末別の記載を確認できずアカウント(サインイン方法の設定)多要素認証のヘルプ
Log out of all devices(全端末ログアウト)Security and login → Log out of all devices同上全セッション。反映まで最大30分多要素認証のヘルプ
Passkeys(パスキー)Security → Passkeys記載を確認できずアカウントPasskeys to secure your OpenAI account
Privacy Center(プライバシー項目の入口)アカウントメニュー → Help → Privacy centerSettings → Privacy Center開くだけでは設定は変わらない。Manage から設定を開く導線や、一時チャットを始める導線があるPrivacy Center のヘルプ

Security には、より厳しい Advanced Account Security と Lockdown Mode もあります。どちらも対象アカウントや利用条件があり、本記事では存在だけ記します。Notifications や Account にあたるタブは、今回の検索抜粋には出てきませんでした。あるかどうかを含めて未確認です。

3-4. 公式ヘルプどうしで食い違った箇所

実機との突き合わせはできていないので、ここに載せるのは公式ヘルプのページ間の食い違いです。

項目表記A表記B本記事の扱い
モバイルのカスタム指示の入口Settings → Customize ChatGPT(カスタム指示のヘルプ)Settings → Personalization(パーソナリティのヘルプ、2025年9月のリリースノート)Personalization を先に探し、無ければ Customize ChatGPT を探す
セキュリティのタブ名Security and login → Multi-factor authentication (MFA)(多要素認証のヘルプの現行本文)Settings > Security(パスキーのヘルプ)「Security」で始まるタブを探す
Androidのプロフィールアイコンの位置サイドバーを開いた下端(言語設定のヘルプ)右上(Android App FAQ のアカウント削除の手順)サイドバーの下端を先に探し、無ければ画面右上を探す

1行目について補足します。2025年9月のリリースノートは、パーソナライズ・パーソナリティ・カスタム指示・メモリを Settings → Personalization で管理すると書いています(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。カスタム指示のヘルプのモバイル手順だけが、古い名前のまま残っている可能性があります。どちらが現行の表示かは、実機で確かめていません。


4. 最初に見直す項目と順番

仕事で使い始める前に、次の順で4か所を見ます。順番の理由は、前の2つが「会話の中身」に、後の2つが「アカウントと見た目」に関わるからです。これは筆者の整理で、公式が推奨する順序ではありません。

4-1. Personalization:カスタム指示・パーソナリティ・メモリ

  1. Settings → Personalization を開く
  2. カスタマイズを有効にするトグルがオンになっていることを確かめる
  3. Custom Instructions 欄に指示を書く
  4. Base style and tone のドロップダウンで口調を選ぶ
  5. Memory を開き、表示される設定を確かめる(Memory のオン/オフだけの画面と、Reference saved memories・Reference chat history を個別に切り替える画面がある)

カスタム指示は、全プランで Web・デスクトップ・iOS・Android から使えます(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。記入例を1つだけ挙げます。

経理部で働いています。回答は結論を先に、根拠を箇条書きで書いてください。金額には必ず単位と税込・税抜の別を付けてください。

2025年11月のリリースノートによると、Personalization での変更は、適用対象のチャットでは既存の会話にも即時に反映されます。以前は新しい会話だけに効く仕様でした。ただし、Unpersonalized で始めた一時チャットや GPTs では個人のカスタム指示を使いません(一時チャットのヘルプ、GPTs のヘルプ)。プロジェクトではプロジェクトの指示が優先します。パーソナリティも既存の会話に効き、ヘルプは「including existing conversations」と書いています。ただし、パーソナリティは Live の音声会話には適用されません(Voice のヘルプ)。

パーソナリティが変えるのは話し方だけです。ヘルプは、できること・できないことや安全上のルールは変わらないと書いています。メールやコードのように用途で決まる文体も上書きしません。プリセットは変更が続いていて、リリースノートによると Nerdy は2026年3月17日に廃止されました。選んでいた人は Default に移されています。

メモリの画面は、使っている体験によって異なります。メモリのヘルプによると、Memory 全体をオフにする画面と、Reference saved memories と Reference chat history を個別に切り替える画面があります(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。

2つの参照トグルが表示される場合、両者には依存関係があります。Reference saved memories をオフにすると Reference chat history もオフになります。逆に Reference chat history だけをオフにしても、保存済みメモリは消えません。Reference chat history で過去のチャットから得た情報は、オフにしてから30日以内に削除される予定になります。元のチャット自体は履歴に残ります。

仕事の情報を将来の会話のパーソナライズに使わせたくないなら、利用中の画面でメモリをオフにしてから使い始めてください。オフにすることと、過去のチャットを削除することは別です。再度オンにすると、履歴に残っている会話から記憶が作られる場合があります。

4-2. Data controls:学習トグル

要点は3つです。

  • Settings → Data controls → Improve the model for everyone をオフにすると、以後の新しい会話は学習に使われません
  • サインイン中なら、1台で変えればアカウント全体に効きます
  • オフにしても保存済みのチャットは消えず、非表示にもなりません

オフにしていても学習に回り得る操作があります。Data controls のヘルプは、👍👎のフィードバックを送った場合、学習トグルがオフでもその会話全体が学習に使われ得ると書いています(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。詳細と保持期間の話は別の記事に書きました。ChatGPT学習させない設定──トグルをオフにしても、👍👎を押した会話は丸ごと学習に回り得るを参照してください。

4-3. Security:多要素認証

  1. Settings → Security and login(表示が Security の場合もある)を開く
  2. Multi-factor authentication (MFA) の下で、使う方式を選ぶ
  3. 画面の案内に従って設定を終える

ヘルプが挙げる方式は、認証アプリ、プッシュ通知、テキストメッセージ、パスキーです。テキストメッセージは、SMSまたはWhatsAppで6桁のコードを受け取ります。ただし、利用できる方式は端末・国・アカウントの種類(account tier)・アカウントの作成方法によって異なります(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。

見落としやすい点が2つあります。1つ目は、多要素認証を有効にしても、ほかの端末のセッションは自動ではログアウトされないことです。共用PCにサインインしたままの心当たりがあれば、同じ画面の Log out of all devices を押します。反映には最大30分かかるとヘルプは書いています。

2つ目は復旧です。現行のヘルプでは、認証手段を失った場合はOpenAIサポートに連絡し、本人確認のあとに1回限りのメール復旧ログインが提供されます。使えるのは1回だけです。認証アプリを入れたスマホを機種変更するときは、先に新しい端末で方式を追加してください。なお、Advanced Account Security を有効にしたアカウントでは、標準のメール復旧は無効です。パスキーやセキュリティキーを使えなくなった場合は、設定時に保存した復旧キーが必要です(Advanced Account Security のヘルプ)。

会社契約のワークスペースでも、管理者がメンバーに多要素認証を強制することは現時点でできないと同ヘルプは書いています。各自で設定する項目です。

4-4. General:表示・言語

  1. Settings → General を開く(モバイルは「App」の下)
  2. Language で言語を選ぶ
  3. Appearance(iOSは Theme)で System・Light・Dark を選ぶ。一部の Android 版では Settings → General → Appearance にある

言語は、既定ではブラウザや端末の言語に自動で合わせられます。日本語の端末なら、何もしなくても日本語表示になっているはずです。第6章の対処で英語表示に切り替えるときに、この項目を使います。


5. アカウントに付く設定と、端末ごとの設定

1台で変えた設定がほかの端末にも効くかは、項目によって違います。公式ヘルプに書かれている範囲だけを表にします。

設定付く先公式ヘルプの記述(2026-10-12確認)
Improve the model for everyoneアカウントサインイン中は端末をまたいでアカウントに適用
同上(未サインイン)ブラウザ選択はそのブラウザに保存
Accent colorアカウントアカウントに保存され、対応端末に引き継がれ得る
Appearance(ライト/ダーク)端末端末・プラットフォームごと。Webで変えてもモバイルアプリは変わらない
Contrastアカウント(WebとWindowsアプリのみ)Web・Windowsアプリではアカウントに保存。モバイルには項目が無い
カスタム指示・パーソナリティ適用対象のチャット既存の会話を含む適用対象のチャットに適用。Unpersonalized の一時チャットと GPTs ではカスタム指示を使わない。パーソナリティは Live の音声会話に適用されない。端末間の同期を明記した記述は確認できず
Characteristics当該チャットと以後の新規チャット指定した傾向に従うよう試みる。端末間の扱いは確認できず
メモリ記載を確認できず端末間の扱いを明記した記述は確認できず
表示言語記載を確認できずブラウザ・端末の言語を自動検出、とある
多要素認証アカウントサインイン方法の設定。ほかの端末は自動ではログアウトされない

今回確認したヘルプの範囲で、サインイン中の設定について「設定した端末・プラットフォームにだけ適用される」と明記されていたのは、ライト/ダークの外観でした(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。未サインイン時の学習トグルは、ブラウザ単位で保存されます。PCでダークにしてもスマホは変わりません。アプリ側でもう一度設定します。

カスタム指示とパーソナリティは、適用対象のチャットに効くと書かれています。チャットはアカウントに属するので、端末を変えても効くと読めます。ただし「端末をまたいで同期する」と明記した文は、今回確認したヘルプにはありませんでした。スマホで書いた指示がPCで見えないときは、同じアカウントでサインインしているかを先に確かめてください。


6. つまずいた箇所と対処

実機の操作記録が無いため、エラーメッセージの実録は載せられません。公式ヘルプの記述と、第3章で見つけた食い違いから、起こり得る症状を表にしました。

症状原因対処
アプリで「設定」というボタンが見つからない公式ヘルプが案内するモバイルの入口はプロフィールアイコンサイドバーを開き、下端のプロフィールアイコンを選ぶ
Customize ChatGPT が見つからないヘルプ間で表記が違う。Personalization に統合されている可能性Settings → Personalization を開く
Security and login が見つからないヘルプ間で表記が違う。Security と表示される可能性「Security」で始まるタブを探す
Privacy Center がメニューに無い順次提供中。Enterprise・Edu・ChatGPT for Healthcare は対象外Data controls と Personalization を直接開く
日本語表示で項目名が英語のヘルプと照らし合わせにくい本記事とヘルプは英語表記一時的に英語表示へ切り替え、英語のヘルプと照合する(下の手順)
PCでダークにしたのにスマホが明るい外観は端末ごとの設定アプリの Appearance(iOSは Theme)で設定する
Contrast がスマホに無いWebとWindowsアプリだけの項目対処なし。OS側のアクセシビリティ設定を使う
学習トグルを動かせない保護者の設定、またはワークスペースの管理設定で制限保護者または管理者に確認する
カスタム指示が1,500字で切られるFree・Go の上限指示を削る。第7章を参照
カスタム指示が効かない会話があるUnpersonalized の一時チャット、GPTs、プロジェクト内の会話6-2 を参照
Androidで「Something went wrong」と出てログインできないGoogle Play ストアが古い場合に起こることがある(原因の一つ)Play ストアを更新し、時間を置いて再試行する
Androidでログイン画面がエラーになるChrome も Brave も入っていないChrome を入れ、既定のブラウザにする

6-1. 英語表示に切り替えて探す

日本語表示での各タブ・項目の正式な表記は、本記事では確認できていません。項目が見つからないときは、表示を英語にすると、本記事や英語の公式ヘルプと照合しやすくなります。版や提供状況による画面の違いは、言語を変えても解消しません。

  1. Web:プロフィールアイコン → Settings → General → Language で English を選ぶ
  2. モバイル:サイドバー → プロフィールアイコン → 「App」の下の Language で English を選ぶ
  3. 目的の項目を変更する
  4. 同じ手順で Language を日本語に戻す

言語のヘルプは、ブラウザの優先言語を変えることでも表示言語を間接的に変えられると書いています。

6-2. 変えたのに効いていないように見える

カスタム指示とパーソナリティは、適用対象のチャットに即時に反映される、というのが公式の記述です。それでも効かないように見えるときは、次の5点を確かめます。

  • 別のアカウントでサインインしていないか。仕事用と個人用を持っている場合に起こります
  • プロジェクトの中で会話していないか。プロジェクトの指示はそのプロジェクト内で効き、全体のカスタム指示より優先されるとヘルプは書いています(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)
  • 一時チャットを Unpersonalized で始めていないか。この場合、個人のカスタム指示は使われません(一時チャットのヘルプ)
  • GPTs で会話していないか。GPTs では個人のカスタム指示を使いません(GPTs のヘルプ)
  • 音声で話していないか。パーソナリティのプリセットは、現時点で Live の音声会話には適用されません(Voice のヘルプ)

6-3. Androidでログインできない

Android App FAQ にある対処は2つです(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。「Something went wrong」というログインエラーは、Google Play ストアの版が古いことと結びつけられています。Play ストアの版は、Play ストアのプロフィールアイコン → 設定 → 概要 で確かめられます。もう1つはブラウザです。AndroidアプリはChromeかBraveを経由してサインインしようとし、どちらも無いとエラーになります。

ChatGPTアプリ自体の版は、サイドバー → プロフィールアイコン → About → ChatGPT for Android で確かめられると Android App FAQ は書いています。


7. プランで変わる項目

公式ヘルプに書かれた差だけを載せます。料金は扱いません。

項目対象プラン・ワークスペース内容一次出典(2026-10-12確認)
カスタム指示の利用全プランWeb・デスクトップ・iOS・Android で使えるカスタム指示のヘルプ
カスタム指示の文字数Free・Go1,500字までカスタム指示のヘルプ
カスタム指示の文字数Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu5,000字までカスタム指示のヘルプ、リリースノート(2026-07-15)
Privacy CenterFree・Go・Plus・Pro・Business順次提供Privacy Center のヘルプ
Privacy CenterEnterprise・Edu・ChatGPT for Healthcare対象外Privacy Center のヘルプ
学習利用の既定個人ワークスペース(Free・Plus・Pro)既定でオン。Data controls でオプトアウトすると停止。Go の既定値は一次記述を確認できず履歴と学習のヘルプ、Data controls のヘルプ
学習利用の既定Business・Enterprise・Edu のワークスペース既定で学習に使わない履歴と学習のヘルプ、GPTs のヘルプ
メモリで出る項目プラン・地域などで異なるMemory のオン/オフ、2つの参照トグル、Memory summary などの表示は体験によって異なるメモリのヘルプ、リリースノート(2026-06-04)
外観の選択肢全プランプラットフォーム・アプリの版・アカウント・プラン・提供状況で異なる外観のヘルプ
多要素認証の方式account tier などで異なり得る方式ごとのプラン対応表は確認できず多要素認証のヘルプ

文字数の差は2026年7月15日にできました。リリースノートのその日の項目は、Plus・Pro・Enterprise・Business・Education の上限を1,500字から5,000字に引き上げたと書いています。Free と Go は、この項目では触れられていません。カスタム指示のヘルプは Free・Go を1,500字としています。

メモリのプラン差は、現行の対応表を確認できませんでした。2025年のリリースノートでは、5月の時点で保存済みメモリが Free でも使え、チャット履歴の参照は Plus と Pro 向けでした。6月には Free にも直近の会話を参照するメモリが入っています。2026-06-04 には、メモリの改善版と Memory summary の提供がリリースノートで発表されました。提供はプラン・地域などに依存するので、自分の Personalization → Memory に出ている項目が現状です。

多要素認証の方式ごとのプラン対応表は確認できませんでした。現行の多要素認証のヘルプは、利用できる方式が account tier によって異なり得るとしています。パスキーは、アカウントの作り方やメールアドレスの有無で使えるかが変わるとパスキーのヘルプは書いています。


8. 注意点(設定だけでは防げないこと)

設定を済ませても残る点を3つ挙げます。

  • 学習トグルをオフにしても、会話はアカウントの履歴に残ります。OpenAI側でのアクセスや保持が無くなるわけでもありません。例外の詳細は学習させない設定の記事に書きました
  • Privacy Center を開いても設定は変わりません。ヘルプは、開くだけでは設定の変更もデータの削除も起きず、組織のポリシーも上書きしないと書いています
  • カスタム指示に書いた内容は、適用対象のチャットに渡されます(Unpersonalized の一時チャットと GPTs を除く)。取引先名や個人名を指示に書くと、無関係な会話にもその情報が前提として入ります

本記事自体の限界もあります。設定画面の表記は提供状況で変わり、ヘルプも「プラットフォーム、アプリの版、アカウント、プラン、提供状況によって異なる」と断っています。第3章の表は2026-10-12時点の公式ヘルプの記述で、あなたの画面と一致する保証はありません。3か月を目安に全行を再確認します。


9. よくある質問

Androidでは設定はどこにありますか

サイドバーを開き、下端のプロフィールアイコンを選んだ先です。言語設定と Data controls のヘルプは iOS と Android を同じ手順で案内しています。公式ヘルプが案内する入口は、このプロフィールアイコンです。

変えた設定を元に戻せますか

本記事で扱った設定のうち、トグルは同じ場所でオンに戻せます。パーソナリティは Default を選べば既定に戻りますが、廃止されたプリセットは選び直せません。カスタム指示は欄を空にして保存すれば消せますが、前の文面は自分で控えていない限り復元できません。Reference chat history をオフにして削除予定になった情報が、30日以内にオンへ戻したときに残るかは確認できていません。全端末ログアウトで切れたセッションは、各端末でサインインし直せば使えます。保存済みメモリは、過去の版を表示して復元できる機能が2025年10月15日のリリースノートに書かれていますが、使えるかはプランとプラットフォームで異なり、個別に削除したメモリが戻るかは確認できていません(OpenAI Help Center 2026-10-12確認)。

スマホを買い替えたら設定はやり直しですか

同じアカウントでサインインすれば、学習トグルはアカウント全体に効くと公式ヘルプに書かれています。アクセントカラーはアカウントに保存され、対応端末に引き継がれる可能性があります。ライト/ダークの外観は端末ごとなので、新しい端末で設定し直します。認証アプリを使っている場合は、古い端末を手放す前に新しい端末で認証手段を追加してください。

カスタム指示とメモリはどう違いますか

カスタム指示は自分で書いて固定する指示で、メモリは会話からChatGPTが覚える情報です。どちらも Settings → Personalization にあります。仕事のルールのように変わらないものはカスタム指示に書き、メモリは中身を定期的に見直す、という使い分けが扱いやすいと筆者は考えます。

会社のアカウントでは設定項目が違いますか

違う場合があります。学習トグルはワークスペースの管理設定で変更が制限されることがあり、Privacy Center は Enterprise と Edu では提供されません。管理者が決めている項目は、個人の設定画面では変えられません。変えられないときは、管理者(保護者の管理下にあるアカウントでは保護者)に確認してください。


10. 関連記事


11. まとめ

  • ChatGPTの設定は、Webではプロフィールアイコン → Settings、iOS・Androidではサイドバー下端のプロフィールアイコンから開きます。iOS と Android の手順は、言語設定と Data controls のヘルプで共通です
  • 仕事の前に見るのは、Personalization(カスタム指示・パーソナリティ・メモリ)、Data controls(学習トグル)、Security(多要素認証)、General(言語・外観)の順です
  • 公式ヘルプどうしで、モバイルのカスタム指示の入口とセキュリティのタブ名が食い違っています。見つからないときは英語表示に切り替えて英語のヘルプと照合し、Personalization と「Security」で始まるタブを探します
  • 学習トグルはサインイン中ならアカウント全体に効き、ライト/ダークの外観は端末ごとです。カスタム指示の文字数は Free・Go が1,500字、対象の上位プランが5,000字で、プランによる差はここに出ます
  • 本記事は執筆時の公式ヘルプの検索抜粋と、レビュー時に照合した現行本文にもとづき、実機では未検証です。画面が違う場合は、公式ヘルプの該当ページを開いて確かめてください