Geminiプラン比較──倍率の基準をそろえると有料ではPlusが最安、Proとの境目は128kの長さ、仕事用アカウントは別の料金表
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Geminiプラン比較──倍率の基準をそろえると有料ではPlusが最安、Proとの境目は128kの長さ、仕事用アカウントは別の料金表

この記事でわかること Workspaceで作業する仕事なら: 個人のGoogle AI Proを買っても仕事用アカウントには効きません。ドキュメントやスプレッドシートの中でGeminiを使うなら、WorkspaceのBusiness Standard(年間契約で月1,600円・税別)以上が入口です 長い資料を読ませるなら: Google AI Pro(月2,900円)以上です。Plusのコンテキスト長は128kトークンで、Proの1Mトークンの12.8%です 軽く毎日使うなら: Google AI Plus(月725円)です。無料版を基準に倍率をそろえると、公称倍率で月額を割った値は有料3プランの中で最小の362.5円です 倍率の「2倍・4倍」と「5倍・20倍」は基準が違うこと、上限に当たった後も有料プランならFlash-Liteで会話を続けられることもわかります 結論から言うと、個人アカウントで使う人がPlusかProかを決める最初の分かれ目は「1回に読ませる資料が128kトークンに収まるか」だと筆者は考えます。ページ数に直すと、ヘルプの「1Mトークンで1,500ページ」をページあたりのトークン数が一定で、128kをすべて資料に使えると仮定して比例配分した概算で約190ページですが、図表の量や日本語か英語かで大きく変わる参考値です。なお料金ページにも「最大 1,500 ページのファイルをアップロード可能」という表記がありますが(Google 2026-10-10確認)、どのプランの説明として書かれているかと、128kのコンテキスト長との関係は確認できていません。128kに収まらないならProです。収まる場合でも、Googleドキュメントの中でGeminiを使いたいならProで、それ以外ならPlusです。Ultraは、Proの上限に週単位で何度も当たる人のためのプランです。 会社のWorkspaceアカウントで使う人は、個人向けの4プランをそもそも比較の対象から外してください。仕事用アカウントには、Workspaceのエディションごとの別の料金表が適用されます。 1. 比較の前提 この記事の数字は、Plus 2TB版の価格(報道)を除き、2026年10月10日に次の公式ページで確認したものです。 Geminiのサブスクリプション(日本向け)の料金ページ (Google 2026-10-10確認) Geminiアプリの利用上限ヘルプ (Google ヘルプ 2026-10-10確認) Google AI プランのページ (Google One 2026-10-10確認) Google Workspaceの料金ページ (Google Workspace 2026-10-10確認) 価格の扱いで、先に断っておくことが3つあります。 1つ目は税の扱いです。Workspaceの料金ページには「価格はユーザー 1 人あたりの月額料金です(税別)」と書かれています。一方、Geminiの料金ページは「¥725 JPY/月」の形で、税込か税別かの表記を確認できませんでした。個人プランの税の扱いと年払いの有無は、購入画面で確かめてください。 2つ目はプロモ価格です。Workspaceには新規顧客向けの割引価格が出ていますが、この記事の計算には通常価格を使います。 3つ目はアカウントの種別です。Geminiの利用上限ヘルプは個人のGoogleアカウント向けの記事です。仕事用・学校用のGoogleアカウントは別の案内を見るよう書かれています。この記事でも、個人向け4プランとWorkspaceを分けて扱います。 一次資料の対応表 実際に複数プランを並行契約して測ったログは手元にありません。そのため実測表は置かず、主張ごとに根拠のページを示します。 主張 一次資料 種別 確認日 Plus 725円・Pro 2,900円・Ultra 14,500円/32,000円 Gemini サブスクリプション(日本) 公式料金ページ 2026-10-10 Plus 2倍・Pro 4倍は無料版基準、Ultraは「Pro プランの最大 20 倍」 Gemini サブスクリプション(日本) 公式料金ページ 2026-10-10 Ultraは「AI Proの5倍または20倍」 Gemini Apps usage limits 公式ヘルプ 2026-10-10 コンテキスト長 無料32k・Plus 128k・Pro/Ultra 1M Gemini Apps usage limits 公式ヘルプ 2026-10-10 5時間ごとに回復・週上限・上限後はFlash-Lite Gemini Apps usage limits 公式ヘルプ 2026-10-10 最大5人と共有・学生向けPlus 1年無料 Google AI のプラン 公式(Google One) 2026-10-10 Plus 2TB版 月額1,450円 ASCIIの報道(2026年6月9日付) 報道 2026-10-10 Business Starter 800円・Standard 1,600円・Plus 2,500円(税別) Workspace 料金 公式料金ページ 2026-10-10 フレキシブル 950円・1,900円・3,000円、掲載価格は年間契約 Workspace 管理者ヘルプ(支払いプランの比較) 公式ヘルプ 2026-10-10 2. 個人4段階と仕事用Workspaceの横並び表 まず個人向けの4段階です。原文の表記をなるべくそのまま載せています。 ...

2026年10月10日 · ひとりユニコーン
Gemini画像生成の無料制限──枚数は非公表、5時間ごとの回復と『1日の上限』表記のずれ、作れなくなったときの見分け方
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Gemini画像生成の無料制限──枚数は非公表、5時間ごとの回復と『1日の上限』表記のずれ、作れなくなったときの見分け方

この記事でわかること Geminiアプリ無料版の画像生成の「1日○枚」は、確認した公式ヘルプに記載がありません。2026年10月9日に確認したGeminiアプリの使用量上限ヘルプと画像生成ヘルプの本文には、無料版の画像生成枚数(1日○枚)の数値は見当たらず、上限は計算量ベースです 回復のしかたは、使用量上限のヘルプでは「5時間ごとにリセット、週ごとの上限あり」です。一方で画像生成のヘルプには「1日の使用量上限」という表記が残っています 自分がいつ戻るかは、gemini.google.com の「設定」→「使用量上限」で確認します 作れなくなった原因が回数の上限なのか、ログイン・年齢・プランの機能差なのかを、症状別の早見表で切り分けられます 課金で変わるのは上限の倍率、解像度(1K→2K)、上位モデルへの切り替えです。上限そのものは無くなりません Geminiアプリの無料版で画像が作れなくなったら、まず疑うのは利用量の上限です。公式ヘルプは無料版の枚数を示していません。示しているのは「計算量に基づく上限で、5時間ごとにリセットされ、週ごとの上限がある」という仕組みです(Geminiアプリ ヘルプ『使用量上限とアップグレード』2026-10-09確認)。 無料版で上限に当たった場合、ヘルプの案内は「モデルの上限がリセットされるまでお待ちください」です。有料プランについては上限後も Flash-Lite で会話を続けられると案内されていますが、無料版について同じ案内はありません。戻る時刻は「設定」→「使用量上限」で確認でき、待つか、有料プランにするかの二択になります。 1. 一次資料の対応表──2026年10月9日に開いた公式ページ この記事は、無料アカウントで上限に当たるまでの実測記録を持っていません。そのため実測値の表は置かず、公式ページの記載を突き合わせた対応表を出します。ネット上で見かける「無料は1日○枚」といった実測枚数や、画像生成に固有の確定した回復時間は、下の公式ページに書かれていないため使いません。 主張 一次資料 種別 確認日 アプリの上限は計算量ベースで、5時間ごとにリセットされ週上限がある 使用量上限とアップグレード(日本語) / 英語版 公式ヘルプ 2026-10-09 メディア生成やDeep Researchは使用量を多く消費する 同上 公式ヘルプ 2026-10-09 倍率はPlusが標準の2倍、Proが4倍 同上 公式ヘルプ 2026-10-09 Nano Banana 2の画像生成は全プランで利用可、Nano Banana Proでのやり直しはPlus以上 同上(機能表) 公式ヘルプ 2026-10-09 上限は予告なく変わり、無料ユーザーが先に制限され得る 同上 公式ヘルプ 2026-10-09 『Nano Banana 2 の 1 日の使用量上限』という表記 画像を生成、編集する(日本語) / 英語版 公式ヘルプ 2026-10-09 生成は13歳以上(または居住国の該当年齢)・編集は18歳以上、ログイン必須 同上 公式ヘルプ 2026-10-09 ダウンロード解像度はプランなし1K・プランあり2K 同上 公式ヘルプ 2026-10-09 有料プランは生成上限が大きく、上位モデルはNano Banana 2.1 Nano Banana 2 製品ページ 公式製品ページ 2026-10-09 AI Plus 725円/月、AI Pro 2,900円/月、Ultra 14,500円/月または32,000円/月 Google AI プラン 公式料金ページ 2026-10-09 APIの画像モデルに無料枠はなく、画像出力分の1枚あたり単価が公開されている(入力等は別料金) Gemini API『Pricing』(Last updated 2026-10-07) 公式ドキュメント 2026-10-09 手順の画面名は、上の公式ヘルプが示す表記をそのまま引用しています。筆者が無料アカウントで画面を通しでたどった記録ではない点に注意してください。 ...

2026年10月9日 · ひとりユニコーン
Gemini無料制限はアプリ・API・CLIで別物──どれに当たったかの見分け方、残量の確認場所、戻る時刻
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Gemini無料制限はアプリ・API・CLIで別物──どれに当たったかの見分け方、残量の確認場所、戻る時刻

この記事でわかること 止まったのが Gemini アプリ・Gemini API・Gemini CLI のどれの制限かを、使っていた画面とエラー表示から切り分けられる 残量の確認場所がわかる。アプリは「Settings」→「Usage Limits」、API は AI Studio のレート制限ページ、CLI は /stats model です いつ戻るかがわかる。アプリは5時間ごとに回復して週上限あり、API の1日上限は太平洋時間0時(日本時間16時、11月2日以降は17時)に戻ります 待つか課金するかを、課金しても上限が消えるわけではない点も含めて判断できる 「Gemini の無料制限」と一口に言っても、Google はアプリ・API・CLI で別々の数え方とリセットを定めています。アプリの無料版は回数の具体値を公表しておらず、5時間ごとに回復し週の上限がある、という仕組みだけが示されています。API と CLI は1日あたりの上限があり、API は太平洋時間の0時に戻ります。CLI は認証方式によって使うクォータが変わり、Google ログインなら Code Assist 側、API キーなら Gemini API 側(そのプロジェクトの API 上限と共有)、Vertex AI なら Vertex 側のクォータを使います。 まず「自分がどこで Gemini を使っていたか」で3つに分けてください。gemini.google.com やスマホのアプリならアプリの制限です。自分で書いたプログラムや AI Studio の API キー経由なら API、ターミナルの gemini コマンドなら CLI の制限です。以下、この3つを順に扱います。 1. 一次資料の対応表 この記事の数値と仕様は、すべて次の公式ページで2026年10月6日に確認したものです。今回は実機の画面撮影は行っていません。メニュー名は公式ヘルプとドキュメントの表記に基づきます。 主張 一次資料 種別 確認日 アプリの上限は5時間ごとに回復し、週上限がある Gemini Apps Help『Gemini Apps limits & upgrades for Google AI subscribers』 公式ヘルプ 2026-10-06 アプリ無料版のコンテキストは32kトークン、残量は「Settings」→「Usage Limits」 同上 公式ヘルプ 2026-10-06 有料プランは上限到達後も Flash-Lite で会話を続けられる 同上 公式ヘルプ 2026-10-06 API の制限は RPM・TPM・RPD などで、APIキーではなくプロジェクト単位 Gemini API『Rate limits』(最終更新 2026-09-02) 公式ドキュメント 2026-10-06 API の RPD は太平洋時間0時にリセット、数値は AI Studio で確認 同上 公式ドキュメント 2026-10-06 モデル別の無料枠の有無、無料枠の入力は製品改善に使われる Gemini API『Pricing』(最終更新 2026-10-01) 公式ドキュメント 2026-10-06 Interactions API の 429 の内訳(error.code の3種)と対処 Gemini API『API errors (Interactions)』(最終更新 2026-09-20) 公式ドキュメント 2026-10-06 GenerateContent API の 429 は RESOURCE_EXHAUSTED で、RPM・TPM・RPD・支出上限をまとめて指す Gemini API『API errors (GenerateContent)』(最終更新 2026-09-20) 公式ドキュメント 2026-10-06 google-genai SDK は 4xx を ClientError、5xx を ServerError として送出 googleapis/python-genai『errors.py』 公式ソースコード 2026-10-06 2.5 Flash Image は2026-10-02に提供終了、2.5 系は過去の利用者に限定 Gemini API『Deprecations』(最終更新 2026-10-01) 公式ドキュメント 2026-10-06 EEA・スイス・英国では無料枠にも有料サービスのデータ取り扱いが適用 Gemini API『追加利用規約』(最終更新 2026-04-28) 公式規約 2026-10-06 CLI は Google ログインで1日1,000リクエスト、未課金APIキーは250で Flash のみ Gemini CLI『Quotas and pricing』(最終更新 2026-06-18) 公式ドキュメント 2026-10-06 CLI の /stats model でトークン数とクォータ情報を表示 Gemini CLI『Commands』 公式ドキュメント 2026-10-06 アプリのヘルプには『Limits may change without notice, including due to capacity constraints.』と書かれています。API のドキュメントにも『Specified rate limits are not guaranteed and actual capacity may vary.』とあります。どちらも予告なく変わりうるので、数値は確認日とセットで読んでください。 ...

2026年10月6日 · ひとりユニコーン
Claude Gemini比較は倍率の基準とコンテキスト長で決まる──仕事用に1つ有料化するならどちらか
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Claude Gemini比較は倍率の基準とコンテキスト長で決まる──仕事用に1つ有料化するならどちらか

この記事の日付について。 2026-10-01に調査・執筆し、公開日の2026-10-04に、Claudeの料金ページ・長さと利用上限のヘルプ・利用クレジットのヘルプと、Geminiの日本向け料金ページ・Google One の Google AI プランとプラン一覧・Gemini アプリの上限ヘルプを一次資料で再確認して更新しました。本文中の「2026-10-01確認」は執筆時、「2026-10-04確認」は公開前の再確認の日付です。筆者環境の計測値は、断りがない限り2026-10-01の記録です。2026-10-11に、ChatGPTを加えた3者比較(第7節)とよくある質問3項目を追記しました(「2026-10-11確認」はその日の確認です)。 この記事でわかること ClaudeとGemini(Google AIプラン)の料金・利用上限・コンテキスト長を、2026-10-04に再確認した公式表記で横並びにできる 「Max 5倍」「Ultra 5倍」「AI Pro 4倍」が何に対する倍率なのかを区別できる 上限に達したとき、Claudeは従量課金で続行、Geminiは軽量モデルに切り替えて続行という違いを踏まえて選べる 自分の資料で両者を同条件比較するための手順を持ち帰れる 結論を先に書きます。月20ドル前後の1枠で、長い資料を読ませたりコードを書かせたりする仕事が中心ならClaude Proが候補です。GmailとGoogleドキュメントの中でAIを使う仕事が中心で、5TBのストレージも使うならGoogle AI Pro(月2,900円)が候補です。 両者とも「5時間ごとに回復する枠+週の上限」という大枠は同じになりました。ただし消費の数え方や基準になる量は共通ではなく、大枠の一致から使える量が同じとは言えません。比較の軸は3点です。倍率を何に対して掛けているか、プランごとに読める長さ、上限に達した後に何が起きるかです。 1. 一次資料の対応表 この記事では実機の検証環境を使っていません。代わりに、各主張の根拠となった公式ページを先に示します。 主張 一次資料 種別 確認日 Claude Pro 月20ドル(年払いは200ドル前払いで月17ドル)、Max 月100ドルから・Proの5倍/20倍、コンテキストは「Up to 1M varies by model」 Claude Pricing 公式料金ページ 2026-10-04 Claudeの長さの上限は有料プランの最新モデルで1M、他は500K/200K。上限到達時は待つ・アップグレード・クレジット購入 How do usage and length limits work? 公式ヘルプ 2026-10-04 Claude Proは5時間で回復するセッション上限と週上限を持つ What is the Pro plan? 公式ヘルプ 2026-10-01 上限超過分のクレジットは標準API単価で課金、有効化と事前入金が必要、月の支出上限を設定可 Manage usage credits for paid Claude plans 公式ヘルプ 2026-10-04 Gmail・Googleカレンダー・Googleドライブのコネクタ Use Google Workspace connectors 公式ヘルプ 2026-10-01 Google AI Plus ¥725・Pro ¥2,900・Ultra ¥14,500/¥32,000、各倍率、ストレージ Gemini サブスクリプション(日本) 公式料金ページ 2026-10-04 Google AI Plus は400GB版と2TB版があり、プラン一覧では「Google AI Plus (2 TB)」が月額¥1,450 Google AI のプラン、Google One プラン 公式ページ 2026-10-04 Geminiは計算量ベースで5時間ごとに回復・週上限あり、コンテキストは無料32k/Plus 128k/Pro・Ultra 1M、使用量は設定の Usage Limits で確認 Gemini Apps usage limits 公式ヘルプ 2026-10-04 確認日は各ページを取得した日です。料金は地域や為替で変わり、表示価格に税が含まれない場合もあるため、契約前に自分の環境の購入画面で確認してください。 ...

2026年10月4日 · ひとりユニコーン
GeminiとChatGPT比較──料金は公開表の円とドルでは並ばず、学習オフの既定値と保持期間が仕事の判断を分ける
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GeminiとChatGPT比較──料金は公開表の円とドルでは並ばず、学習オフの既定値と保持期間が仕事の判断を分ける

この記事の日付について。 2026-09-18に調査・執筆し、公開日の2026-10-04にOpenAI公式ヘルプ(請求通貨・Proプラン・データ コントロール・チャットの保持)、ChatGPT・Codexの料金ページ、Google Oneのプラン一覧ページとGoogle AIのプランのページを一次資料で再確認して更新しました。本文中の「2026-09-18確認」は執筆時、「2026-10-04確認」は公開前の再確認の日付です。筆者環境の計測値は、断りがない限り2026-09-18の記録です。2026-10-11に第9節(Copilot を加えた3者比較)とよくある質問2項目を追記しました(「2026-10-11確認」はその日の確認です)。 この記事でわかること 仕事で使う前提なら、GeminiとChatGPTの選択は用途で割れます。決め手は機能一覧ではなく、資料の置き場所・契約条件・学習利用の既定値の3点です 2026-09-18時点で公式ページに表示されていた料金を、円建てとドル建てを混ぜずに並べた対応表(2026-10-04に再確認) 会社の資料を入れる前に触る設定の位置と、Google側・OpenAI側それぞれが公式ヘルプに書いている保持期間の数字(18か月・72時間・3年/削除後30日以内・一時チャットは最大30日) 自分の主業務で「どちらが速くて正確か」を、同一資料・同一プロンプトで測るための手順と記録シート この記事が測っていないこと、公式ページから取れなかった数字を、そのまま明示します 結論を先に置きます。業務資料がGoogle Workspace(ドライブ・Gmail・ドキュメント)にある人は、Gemini側から試すと手順が短く済みます。上位プランの使用量を月単位で買いたい人には、ChatGPT Pro(月額100・200・500ドルの3段階)が選択肢になります。支払い通貨は決め手になりません。Googleの日本向けプラン一覧は円表示で、ChatGPTもWeb購入で日本円の請求に対応しています。どちらも決め手にならない業務では、第5節の手順で自分の資料を使って測るのが確実です。 1. この記事の立ち位置(測ったもの/測っていないもの) はじめに範囲を明示します。この記事には、筆者がGeminiとChatGPTに同じ資料を投げて計測した秒数・文字数の表はありません。 今回用意できたのは公式ドキュメントの照合と、読者が自分の資料で再現できる測定手順です。他の記事が出しているかどうかは調べていないので比べません。こちらが測っていないので出さない、という理由だけです。 代わりに置いたものは3つあります。1つめは第2節の一次資料対応表、2つめは第8節の料金対応表、3つめは第5〜6節の測定手順と記録シートです。数字を作らずに判断材料を渡すには、この形が誠実だと判断しました。 2. 一次資料の対応表(この記事の主張がどこから来ているか) 検証にローカルGPUは使っていないため、GPU・VRAM・ドライバの欄は該当しません。代わりに、記事中の主張と出典の対応を先に開示します。 主張 一次資料 種別 確認日 Google AI Plus は日本向け料金ページで月額725円(400GB版)。プラン一覧ページでは「Google AI Plus (2 TB)」が月額1,450円 Gemini サブスクリプション(日本) / Google One プラン 公式ページ 2026-09-18/2026-10-04 AI Ultra は日本向け料金ページで月額14,500円(AI Pro の5倍の使用量上限)/32,000円(AI Pro の20倍の使用量上限) Gemini サブスクリプション(日本) 公式ページ 2026-10-04 AI Ultra の月額を250ドルから200ドルへ引き下げ、100ドルのAI Ultraを新設(米ドルでの発表) Google公式ブログ『Everything new in our Google AI subscriptions, fresh from I/O 2026』(2026年5月19日) 公式ブログ 2026-09-18 Google AIのプランは Plus / Pro / Ultra の3系統、容量は400GB(比較表では「400 GB or 2 TB」)/5TB/20TB〜 Google AI のプラン 公式ページ 2026-09-18/2026-10-04 オフでも72時間は保持(保護目的の人間レビューはありうる)、人手レビュー分は最長3年 Gemini Apps のプライバシーハブ 公式ヘルプ 2026-09-18/2026-10-04 18歳以上のアカウントでは「アクティビティを保存」(Keep Activity)が既定でオン Gemini Apps のアクティビティの管理と削除 公式ヘルプ 2026-09-18 ChatGPT の訓練利用は 設定→データ コントロール の『Improve the model for everyone』で停止でき、サインイン中はアカウント全体に適用 Data controls in ChatGPT 公式ヘルプ 2026-09-18/2026-10-04 ChatGPT Plus は月額20ドル ChatGPT Plus とは? / ChatGPT・Codex の料金ページ 公式ヘルプ・料金ページ 2026-09-18/2026-10-04 ChatGPT Go は米国で月額8ドル Introducing ChatGPT Go / ChatGPT・Codex の料金ページ 公式発表・料金ページ 2026-09-18/2026-10-04 ChatGPT Business は標準シート月額25ドル/ユーザー(2人以上・年払いで20ドル) ChatGPT・Codex の料金ページ 料金ページ 2026-09-18/2026-10-04 ChatGPT Business のプレミアムシートは125ドル(年払い100ドル) ChatGPT Rate Card 公式ヘルプ 2026-09-18(2026-10-04の再確認では記載を見つけられず) ChatGPT Pro は月額100・200・500ドルの3段階。200ドルの新規受付は再開 About ChatGPT Pro tiers / ChatGPT・Codex の料金ページ 公式ヘルプ・料金ページ 2026-10-04 ChatGPTのWeb購入は日本円を含む複数通貨で請求。iOS・Androidアプリ経由はストアの現地通貨 Multi-currency billing 公式ヘルプ 2026-10-04 ChatGPTの削除済みチャットは30日以内に完全削除の対象、一時チャットは安全目的で最大30日保持され得る Chat and file retention in ChatGPT 公式ヘルプ 2026-10-04 取得できなかったものも書きます。https://openai.com/chatgpt/pricing/ は2026-09-18のアクセスでHTTP 403が返り、本文を取得できませんでした。OpenAIヘルプセンターの個別記事も直接取得は403で、上表のうちOpenAI分は検索エンジン経由で本文の該当箇所を確認した水準です。取得できなかったことは、公表されていないことを意味しません。 2026-10-04の再確認でもOpenAIヘルプの直接取得は403で、閲覧用のテキスト変換サービス経由で本文を取得して確認しました。料金は画面で最終確認してください。 ...

2026年10月4日 · ひとりユニコーン
Geminiに学習させない設定──オフにしても72時間、人間レビューに回った分は最長3年残る
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Geminiに学習させない設定──オフにしても72時間、人間レビューに回った分は最長3年残る

この記事の日付について。 2026-09-21(JST)に調査・執筆し、公開日の2026-10-04に、Geminiアプリ プライバシーハブ(日英)、「Gemini アプリのアクティビティを管理、削除する」、Workspace 生成AIプライバシーハブ、「Geminiアプリをオンまたはオフにする」、Manage access to Gemini features in Workspace services、Gemini API 追加利用規約、旧管理者ヘルプURLの転送先を一次資料で再確認して更新しました。本文中の「2026-09-21確認」は執筆時、「2026-10-04確認」は公開前の再確認の日付です。筆者環境の計測値は、断りがない限り2026-09-21の記録です。 この記事でわかること Geminiアプリの「アクティビティの保存」をオフにすると、フィードバックを送らない限り、以後のチャットはモデル訓練に使われません。ただし会話は最長72時間アカウントに保持されます(Geminiアプリ プライバシーハブ 2026年9月24日更新、2026-10-04確認) 人間のレビュアーが目を通した会話は、履歴を削除しても消えません。Googleアカウントから切り離した形で、最長3年保持されることがあります オフにしていても、自分でフィードバックを送ると直近24時間のチャットが文脈として一緒に送られます。ここは「オフにしたのに送られる」経路の代表例で、唯一の経路ではありません。オフのままでも電話・メッセージ・WhatsApp などの一部のアプリ連携は動き、自分が作成したGem自体はアカウントに保存され続けます。これとは別に、オフでも一時チャットでも、会話は応答とGoogle・ユーザー・一般の人々の保護のために使われ、その保護には人間のレビュアーによる確認も含まれます(Gemini Apps Privacy Hub 2026年9月24日更新、2026-10-04確認) 会社のWorkspaceアカウントとAPI有料枠は、一次資料の記述が個人アカウントと別物です。無料APIとAI Studioには「機密情報を送信するな」と明記されています 個人向け・管理者向けの操作手順を、2026-09-21時点のメニュー名そのままで番号順に並べます 「オフにすれば消える」ではありません。オフにすると止まるのは訓練利用で、保持そのものは最長72時間続きます。そして人間レビューに回った分は、あとから履歴を消しても最長3年保持されることがあります。機密資料を貼るかどうかは、この2つの規定を見てから決めるのが正しい順序です。 1. 「訓練に使う」「保存する」「人が読む」は3つ別の話 検索して出てくる記事の多くは、この3つをまとめて「学習」と呼びます。実際の一次資料では別々の条項で、それぞれ止まる条件も期間も違います。 語 意味 個人設定で止まるか モデル訓練 入力・応答を次のモデルの学習データに使う 止まる(アクティビティの保存をオフ) 保持 Googleのサーバに会話を残す 止まらない(オフでも72時間) 人間レビュー 人のレビュアーが読んで注釈を付ける AI改善目的のレビューは止まる(フィードバック送信時を除く)。保護目的のレビューは止まらない Geminiアプリ プライバシーハブの日本語版は、オフにした場合の挙動をこう書いています。「今後のチャットはアクティビティに表示されず、AI モデルのトレーニングに使用されることもありません」。同じ文の後ろには、フィードバックを送ることを自分で選んだ場合を除く、という条件が付いています。止まるのは表示と訓練で、保持は別立てです。英語版では保持側が明示されています。 Temporary chats and chats you have when Keep Activity is off are retained with your account for 72 hours (Gemini Apps Privacy Hub、2026年9月24日更新、2026-10-04確認) ...

2026年10月4日 · ひとりユニコーン
NotebookLMとは──登録した資料だけを根拠に答えるGoogleのツールと、Gemini Notebookへの改称(2026年7月)で変わったこと
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NotebookLMとは──登録した資料だけを根拠に答えるGoogleのツールと、Gemini Notebookへの改称(2026年7月)で変わったこと

NotebookLM とは、ノートブックに登録した資料(ソース)だけを根拠にして答える、Google のリサーチツールです。ソースは手元の資料をアップロードするほか、Google 検索で見つけて追加することもできます(Google 公式ブログ「Do better research with NotebookLM」)。ウェブ全体から答えを探す ChatGPT や Gemini とは、参照する範囲の設計が違います。 そして、この記事を読んでいる時点で画面に見える名前は、多くの場合すでに別のものになっているはずです。Google は 2026 年 7 月 16 日に製品名を「Gemini Notebook」へ変更しました(Google 公式ブログ 2026年7月16日)。旧ドメイン notebooklm.google は現在 notebook.google へ 301 で転送されます(2026-09-12 に当方が HTTP 取得して確認)。中身は同じ製品です。 2026-10-11 追記: 第8節の 8-1(回数制限)、第9節(データの扱い)、第10節(活用例とスライド編集)、よくある質問 4 項目を追記しました。「2026-10-11確認」はその日の確認です。 この記事でわかること NotebookLM が何をするツールかを、1〜2 文で人に説明できるようになる Gemini Notebook への改称で何が変わり、何が変わっていないかを一次資料の対応表で確認できる ChatGPT や Gemini に PDF を渡す場合との設計上の違いを、出典表示と参照範囲の観点で説明できる 無料の Google アカウントでどこまで使えるかを、公式ヘルプに載っている実数で判断できる 議事録づくりや事実確認など、向かない使い方を先に避けられる 1. NotebookLM とは(定義と、いまの名前) 定義 NotebookLM とは、ユーザーが「ソース」として登録した PDF・ドキュメント・ウェブページ・動画などについて、そのソースの中だけを根拠に要約・回答・音声解説を生成する Google のリサーチツールです。2026 年 7 月 16 日に製品名が Gemini Notebook へ変更され、2026-09-12 に当方が取得した製品トップ notebook.google では新名称で表示されていました(アプリ画面の表記統一状況は未確認。Google は名称とロゴの反映が数週間かけて順次行われるとしています)(Google Workspace Updates 2026年7月16日)。 ...

2026年9月12日 · ひとりユニコーン
DeepSWE 49.0→65.3を3週間で──Gemini 3.7 Flashの導入価格は12月31日で終わり、1月1日に単価が2倍になる
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DeepSWE 49.0→65.3を3週間で──Gemini 3.7 Flashの導入価格は12月31日で終わり、1月1日に単価が2倍になる

何が起きたのか Googleは2026-08-13、Gemini 3.7 Flashを発表しました(Google公式ブログ 2026-08-13)。公式ブログはこれを「our most intelligent workhorse model yet for coding and agents」(コーディングとエージェント向けの、これまでで最も知的なワークホースモデル)と表現しています。前世代のGemini 3.6 Flashが公開されたのは2026-07-21ですから、後継が出るまで約3週間です。公式ブログは、開発者からのフィードバックとアルゴリズム面の改良を受けた3週間での更新だとしています。 公表された前世代との比較は次の5項目です(同ブログ)。 ベンチマーク 3.7 Flash 3.6 Flash FrontierCode 1.1 Main 43.6% 34.4% DeepSWE v1.1 65.3% 49.0% WebDev Arena Elo 1588 1538 GDP.pdf 34.0% 22.0% AutomationBench 30.4% 17.0% ※ DeepSWEの3.6 Flash値は、同日のGoogle公式性能表では48.6%と表記されており、公式資料間でも49.0% / 48.6%の揺れがあります。また評価メソドロジーによれば、3.7 FlashのDeepSWE値はGoogleの自己計測(high thinking設定)、3.6 Flash値は公開リーダーボード由来で、完全な同条件比較ではありません(Google DeepMind 公式性能表、評価メソドロジー)。 そしてもう一つ、ベンチマーク以上に実務へ効く数字があります。Gemini APIの価格(Standardティア)は100万トークンあたり入力0.75ドル・出力3.75ドルですが、これは2026-12-31までの導入価格で、2027-01-01からは入力1.50ドル・出力7.50ドルになります(Google AI for Developers 公式ドキュメント)。単価がちょうど2倍になる日付が、リリース時点で予告されている構図です。 「値上げ」ではなく「導入価格の終了」 まず、この2倍を素朴に値上げと読むと事実を誤ります。 Gemini APIの価格ページ(2026-08-14閲覧)を見ると、導入価格の対象はGemini 3.7 Flashだけではありません。Gemini 3.6 Flashも同じく入力0.75ドル・出力3.75ドルで掲載されており、2027-01-01から入力1.50ドル・出力7.50ドルへ移行します。一方でGemini 3.5 Flash-Liteは2026-08-14時点で入力0.30ドル・出力2.50ドルのままで、Flash本体のような期間限定価格の注記は付いていません(Gemini API 価格ページ)。つまり年末で一斉に切れるのは、3.7 Flashと3.6 Flashにかかった期間限定の割引です。 ...

2026年8月14日 · ひとりユニコーン
『安くなったが本当に賢いのか』を検証する──Gemini 3.6 Flash、値下げとトークン17%削減の裏でSWE-Bench Pro 58.7%
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『安くなったが本当に賢いのか』を検証する──Gemini 3.6 Flash、値下げとトークン17%削減の裏でSWE-Bench Pro 58.7%

何が起きたのか Googleは2026-07-21、Geminiファミリーの新しいFlash系3モデル──Gemini 3.6 Flash、Gemini 3.5 Flash-Lite、Gemini 3.5 Flash Cyber──を発表しました(Google公式ブログ 2026-07-21)。このうち3.6 Flashと3.5 Flash-Liteは同日にGemini APIなどで利用可能になった一方、3.5 Flash Cyberは一般提供されるAPIモデルではなく、CodeMenderを介した限定パイロットです(詳細は後述)。中心となるGemini 3.6 Flashは、出力トークンの価格を前世代の3.5 Flashから引き下げつつ、コーディング・知識労働・コンピュータ操作の各ベンチマークで上回ったとされます。 この発表を前後して、一部の技術メディアやコミュニティでは「速く安くはなったが、期待したほど賢くはなっていないのではないか」という受け止めが取り沙汰されました。ただし特定の投稿やその逐語的な文言を一次情報として確認できたわけではないため、本記事では未確認のコミュニティの受け止めとして扱います。本記事では、この「安くなったが本当に賢いのか」という問いを、Google公式ブログと複数の技術メディアが報じた実測値で検証します。結論を先に言えば、公表数値の上では受け止めと逆で、3.6 Flashは前世代より安く、かつスコアも高いというのが実態です。ただし後述するように、その評価にはいくつか留保が必要です。 ベンチマーク:皮肉は本当か まず数値を並べます。officechai の報道は、Gemini 3.6 Flash・3.5 Flash・3.1 Pro の3モデルを横並びで比較しています(officechai 2026-07-21)。 SWE-Bench Pro: 58.7% / 55.1% / 54.2% DeepSWE v1.1: 49% / 37% / 12% Terminal-Bench 2.1: 78.0% / 76.2% / 73.8% MLE-Bench: 63.9% / 49.7% / 42.6% GDPval-AA v2: 1421 / 1349 / 965 OSWorld-Verified: 83.0% / 78.4% / 76.2%(3.6 Flashが比較群で最高スコア。3.1 Proの値はofficechai未掲載のためGoogle DeepMindモデルカードで補完) いずれも3.6 Flashが先頭で、特に注目すべきはSWE-Bench Proの58.7%が、旧世代の上位モデルであるGemini 3.1 Proの54.2%を上回っている点です。Flash(軽量・高速ティア)が一世代前のPro(高性能ティア)をコーディング系で追い抜く、という構図になっています。Google公式ブログも、コーディングのDeepSWEが「37%→49%」、機械学習研究のMLE Benchが「49.7%→63.9%」、コンピュータ操作のOSWorld-Verifiedが「78.4%→83.0%」と、前世代からの上げ幅を明記しています(Google公式ブログ 2026-07-21)。 ...

2026年7月22日 · ひとりユニコーン
大量に積み上がるデジタルノイズのメタファー
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「slop」が2025年の今年の言葉に──AIが月3,200兆トークンを生成する時代の、汚染とXRグラスと開発ツール囲い込み

何が起きたのか 2025年12月、辞書出版社のMerriam-Websterが、その年の「今年の言葉(Word of the Year)」に slop(スロップ)を選んだ。辞書としての定義はこうだ(Merriam-Webster, Word of the Year 2025)。 “digital content of low quality that is produced usually in quantity by means of artificial intelligence.” 「人工知能によって、たいてい大量に生成される、低品質なデジタルコンテンツ」——これが2025年を象徴する語として辞書に刻まれた。Merriam-Websterは具体例として「ばかげた動画、調子の外れた広告画像、安っぽいプロパガンダ、本物そっくりのフェイクニュース」「中身のないAI執筆本」、そして同僚の時間を奪う「workslop(ワークスロップ)」を挙げている。同じ2025年、オーストラリアのMacquarie Dictionaryも「AI slop」を今年の言葉に選んだ(The Conversation, 2025年11月)。 slop という語自体は新しくない。Merriam-Websterによれば、1700年代には「柔らかい泥」を、1800年代には「豚の餌(食べ残し)」、転じて「がらくた・価値のないもの」を指した。その古い軽蔑語が、生成AIの時代に意味を更新して舞い戻った。 この出来事は、単独のニュースとして読むより、もう一つの数字と並べたほうが構造が見える。2026年5月19日のGoogle I/O 2026で、Sundar Pichaiは次の数字を公表した(Google公式ブログ: Sundar Pichai’s opening keynote, I/O 2026)。 “over 3.2 quadrillion per month”(月あたり3.2 quadrillion超のトークン処理) 辞書が「AIの吐き出す低品質コンテンツ」を今年の言葉に選んだその年に、Googleは1社だけで月3,200兆トークンを処理している。本記事は、この「生成の爆発」と「情報空間の汚染」が同じコインの裏表であること、そしてその同じAIが今度はXRグラスを通じて現実そのものを覆おうとしていることを、一次情報で追う。 まず事実と分析を分ける 推測が混ざりやすいテーマなので、最初に切り分けておく。 一次・準一次ソースで確認できる事実: Merriam-Websterが2025年の今年の言葉に「slop」を選定。定義は上記(公式サイト) Google I/O 2026でPichaiが月3.2 quadrillionトークンの処理を公表(Google公式ブログ) Android XRはGoogleが2024年12月12日にSamsung・Qualcommと共同発表(Google公式ブログ) Samsung Galaxy XRが2025年10月(米国21日・韓国22日)に発売、価格は約1,800ドル(Samsung Newsroom) 神戸大学の研究グループがスマートグラスのプライバシー指針案を中間報告として公表(プロジェクト公式PDF) MicrosoftがClaude Codeの社内ライセンスを段階的に打ち切りGitHub Copilot CLIへ移行(複数報道) 本記事の分析(断定しない部分): ...

2026年5月24日 · ひとりユニコーン
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